こんばんは。つばさです。
田舎に住んでいるので、自分の車は必須アイテム。
そして運転もわりと好きな方です。
運転歴
免許を取ったのは、バブルまっただ中(笑)。
大学に入学して、最初の夏休みに取りました。
友人達も同じ頃に取ったので、教習所へ行くと知った顔があちらこちらに。
当時通っていた大学はキャンパスが広かったこともあり、
車で通学する学生もわりと多かったように記憶しています。
今考えるとかなり贅沢だよなぁとは思いますが(笑)。
免許を取ったものの、我が家は父が厳しい人だったこともあり、
車を手に入れることはできず、ずっとペーパードライバー。
まぁ身分証明書にはなったかな、ってところでしょうか。
しかし免許を取ってすぐ運転しないと、怖くてもう乗れないんですよねぇ。
そんなこんなで、免許を取って10年くらい、自分が運転することはもう無いな、と思ってました。
ところが、仕事を点々とする中でどうしてもバスや電車で通えない職場が出てきたんですねぇ。
30歳を過ぎて、絶対車で通勤しなきゃいけない、ってことになり、
教習所へ行きましたよ、ペーパードライバー専用の教習!
「特」と書かれた赤い三角コーンみたいなのを屋根につけて(恥)。
10年越しのドライバーデビューです。
車は見た目重視
最初に車を選ぶときは、いっぱい雑誌を買って探しまくりました。
1,000~1,500ccのコンパクトカー、ということだけ決めて、
あとは価格と見た目でどれにしようかな、という感じ。
えぇ、それ以外わかりませんから(爆)。
結局、雑誌に掲載されている新しい車はどれも気に入らず、
すでに製造が終了していた「ミラージュ ディンゴ」を選択。
製造が終わっているので、店舗にあれば入手できるけど新たには注文できない、という状態。
で、ディーラーへ向かうと、店先に一台だけ思っていたクラスの白いディンゴが!
即購入です(笑)。運命だと思ったもん。
納品されたら、もうかわいくてかわいくて、
「私のディン五郎」と勝手に名付けて話しかけていました(危ない人・・・)。
車両としてもかなり優秀で、10年以上乗ったけど、故障らしい故障は
一度だけパワーウィンドウが閉まらなくなった、のみ。
ずいぶんいろんな場所に連れて行ってもらいました。
お別れの日はやっぱり泣いてしまいました・・・。
ディンゴのあとは、好きだけどそこまで情熱を注ぎきれなかった、かな。
車への情熱再び
50歳を過ぎて、乗っていた車のエアコンがダメになり、乗り換えなきゃいけなくなったとき。
非正規雇用の期間が長かったこともあり、ほとんど貯蓄がなく、
老後を考えると少しでもお金貯めなきゃ、といろいろ諦めていました。
もう中古でいいかなぁ、とか、軽四にするかなぁ、とか。
でも、会社員としての現役はまだあと10年あって、その間は毎日乗るわけです。
東京や大阪だと話は違うんでしょうけどね。
毎日乗るということは、毎日車を見るということで、
毎日好きでもない車を見て運転して会社へ行く、ってことを
この先まだ10年続けていくんだ、と考えたときにとても強く
「そんなの、嫌!!」
って思ったのです。
場合によってはその10年の途中で死んでしまうかもしれない。
だったら、毎日大好きな車を見て乗ってテンション上げて、
って生き方の方が幸せじゃないか?と。
そうして手に入れた車はクロスビー。
きゃー、かわいい♡
正直、家計としてはかなりきついです。
今流行の「お金の大学」みたいなところで言えば、
車は買わない、買うなら中古+売るとき高く売れるもの
みたいなことが定説になっていると思います。
それでも、私はこの子を手に入れて良かったと思っています。
とにかく毎日、出勤がどんなに嫌でも(爆)、この子を見るだけでウキウキします。
このコロナ禍でも、この子と海や山へドライブするだけで気分転換になり、
一人でも出かける回数が格段に増えました。
本当に好きなものを手に入れるってこういうことなのか、
と今更ながら感じているところです。
もちろん食べるにも困るような無茶なローンを組んだり、
サラ金でお金を借りてまで何かを買ったり、というのはどうかと思いますが、
自分が本当に好きなもの、毎日を心から楽しむためのものは諦めず手に入れた方が
最終的に自分の人生を豊かにできるんじゃないかな、と思います。
この歳でやっとそういうことに気づき、少しずつ
「自分が本当に好きなもの、本当にしたいこと」を選べるようになってきた、かな(笑)。
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