こんばんは。つばさです。
77年前の今日、広島に原爆が投下されました。
学生時代に出会った広島と長崎の友人
大学1年のとき、同じクラスに広島出身者と長崎出身者がいました。
いつも彼女たちと一緒に遊んでいたのですが、
まれに戦争の話をすることがありました。
そう、今日のような日に。
正直、私にとって戦争は祖父母世代の話で、遠い世界のことだったのですが、
彼女たち二人にとって戦争はとても身近なものだったようです。
広島出身の友人は、自分たちの学校の下にはたくさんの人が眠っている、
と教えてくれました。
長崎出身の友人は、自身のお母さんは亡くなったら記念碑に名前が残る、
と語ってくれました。
そうした話を聞いたとき、
戦争って終戦から○年、って聞くよりもずっとずっと最近のことで、
今なお苦しんでいる方がたくさんいるのだな、と感じたものです。
それからさらに30年近くたって
それ以来、できるだけ8月6日、9日、それと15日は黙祷をしています。
もちろん仕事の都合などでできない年もよくあるのですが、
忘れることはほぼないと思います。
そして今年。
某国の暴走により一気に核兵器の使用が現実味を帯びています。
愚か者は広島で起きた悲劇を、惨劇を、見たところで
同じことを繰り返すだろうという諦めの気持ちと同時に
人間はそこまで愚かではないはず、という淡い期待も抱いています。
世界は大きな岐路に立っているのかもしれません。
広島や長崎の悲劇がこの先永遠に繰り返されることがないよう、
私たちにできることは何だろう。

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