病院の映像からふと思い出した小さな友人のこと

歩み

こんばんは。つばさです。

雨が降ると少しだけ暑さが和らぎます。

でも近年、雨が降るとどこかで被害が出る、という感じで辛いです。

テレビを見ながら

NHKで「病院ラジオ」という番組があります。

正直なところ、あえてその時間にチャンネルを合わすということはないのですが、

何度か偶然見かけてそのまま最後まで見たことがあります。

サンドウィッチマンのお人柄というか、やさしさというか、

変に同情するでもなく、悲しみや苦しみを強調するでもなく、

目の前の患者や家族を当たり前に受け入れている、という感じが好きです。


昨日、その番宣を見かけたとき脳裏にふと浮かんだのは、

もう半世紀近く前、私が幼稚園に通っている頃の親友Nちゃんのことでした。

いつも一緒

Nちゃんと私は同じ社宅に住み、同い年、親同士も仲が良く、いつも一緒でした。

その彼女が病気で手術をし、その後亡くなったのは確か小学校に上がる前だったと思います。

個人的な内容になるので詳細は書けませんが、

彼女のお母さんがとてもとても悲しんでいたことをぼんやり覚えています。


そのとき、彼女の形見としてもらったのが

アルプスの少女ハイジに出てくる「ユキちゃん」のぬいぐるみでした。

小さな子どもとはいえ、Nちゃんがもういない、もう会えない、と認識していたので、

もらった「ユキちゃん」がどういう意味を持つか理解していました。

それ以外のことはもう覚えていませんが、毎日一緒に寝ていたようです。


その後、あまりに毎日毎日持っていたせいで「ユキちゃん」がボロボロになってしまい、

Nちゃんも許してくれるはずだから、と同じものを2代目として両親が買ってくれたみたいです。

何歳まで持ってたんだろうなぁ・・・。


私自身はすっかり大きくなりおばさんになっていますが、

私の中でNちゃんはやっぱり当時のまま、小さな小さな「友人」のままです。

そして彼女のことを思い出す時は自分も小さな子どもに戻っています。


当時と同じぬいぐるみは見つかっていませんが、

先日偶然ショッピングモールで見つけたのがこれ。

だいぶ雰囲気違いますが(笑)、ユキちゃんです。

ちゃんと一緒にハイジやヨーゼフも並んでいました。

ユキちゃんは今、私の部屋に座っています。

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