こんばんは。つばさです。
エアコンつけたら寒いし、切ったら暑いし、
難しい季節&お年頃です。
かっこいい!
仕事で迷ったとき、ふと思い出す女性がいます。
親会社の社長をやっていた方で、一回りくらい上だったと思います。
いつも華やかな色のスーツを着て、シャキシャキ歩いているイメージ。
いわゆるキャリアウーマンで、ズバッとモノを言うので
怖がったりおべんちゃら使う人もいたようですが、
私はこの方をとても尊敬していました。
お世話になったと言っても、会った回数は片手で足りるくらい。
一緒に食事したこともないし、長時間話したこともない。
多分メールも1回くらいやりとりしたかどうか、というところ。
それでも、そのわずかな時間の会話だけでこの方のすごさはわかりました。
頭のキレや回転の良さ、思っていることをストレートに言っているようでいろんな展開を考えている。
弱者にはとても優しく、部下を守るためなら上司に胸ぐら捕まれてもひるまない。
腹が据わっているって、彼女みたいな人を言うんだろうなぁ。
あるとき、子会社2社の社長が会議中、社員そっちのけ、本来の問題点を放置のまま
そっちが悪い、こっちが正しい、とどちらもひかず険悪なムードに。
同席していた私は、その内容を聞きながら、
「実際に動くのは私たちなのに、こっちの話を聞けよ(怒)」
とムッとしていたのですが、
そのうち彼女がホワイトボードの前に立ち、
「事実を整理しましょう」と、冷静に内容をもう一度確認しながら書き込み、
「・・・ということは〇〇ですよね」と一挙両断。
2社の社長はどちらも、ぐうの音も出ず。
さらに私に
「気になるところがあるんだよね?話してみて。」と
こちらの気持ちを察して意見を聞こうという余裕。
もう、惚れてまうやろ~(照)。
自分は?
彼女と関わることができた期間はほんの数年。
しかも先述の通り、直接会ったり話せたのは数回のみ、それもほぼ数分。
それでも、おそらく社会人人生において
私がこうありたいと憧れる女性ナンバーワンは彼女。
今でも仕事で迷ったときや悩むときは
彼女だったらどうするだろう、と考えることがあります。
私の中の彼女の言動と、自分の言動を比べると
自分がいかに甘ったれた考えで動こうとしているか
ハッとすることもあります。
元気でいらっしゃるかなぁ・・・。
多分、今の私は当時の彼女くらいの年齢。
果たしてそう思ってもらえるような上司になっているだろうか。
全く自信がありません。難しい~(>_<)!
「腹を据える」とか「覚悟を決める」というところが
”ゆるい”私にはなかなかできない、と自覚しています。
元々の性格や置かれた環境が違うのは事実ですが、
それでも、ほんの少しでも彼女に近づけるよう
定年までの残された時間をしっかり使って努力しないとなぁ、
と思っています。
にほんブログ村
コメント